2017年11月22日(水)放送のガッテン!では、嗅覚特集でした。嗅覚の衰えは“においトレーニング”で予防と改善することが可能です。「洗剤のにおいを嗅ぐだけで自然と掃除をしてしまう」など、においと行動・感覚との不思議な関係も紹介されました。気づきにくい嗅覚の衰えが思わぬ心身への影響も







嗅覚の衰えはやる気や筋力の低下など意外な影響が出ることもあるそうです。
鼻詰まりや鼻炎でも嗅覚は落ちますが、老化でも嗅覚は落ちるのです。

20代を境に知らないうちに衰える嗅覚。鼻の嗅覚が衰えるとやる気がなくなったり、筋力が低下したりなど意外な影響があるそうです。
視覚、聴覚と違い自分では気づきにくい嗅覚の衰えです。脳の記憶や感情などをつかさどる部位を直接刺激すると言われる嗅覚。


嗅覚の不思議

トリュフを探し当てる豚。オス豚のフェロモンのにおいだから本能的に引き寄せられるそうです。
ラプラドールレトリバー。がん患者の息の特有のにおいから、30種類以上のガンを100%当てます。
アフリカオニネズミ。火薬のにおいから地雷探し当てる。体重が軽いから地雷に乗っても大丈夫。人間が探すと100平米2日かかるところ、30分で探すことができる。カンボジアとラオスで実際に活躍している。
嗅覚のないネズミは恐怖心を失いネコを怖がらなくなる。




嗅覚の衰えによる症状

●食欲がない
●外出が面倒
●元気が出ない
●人づきあいが嫌だ
身に覚えがありませんか?
原因は鼻の力の衰えの場合があるなんて、意外です!

目の衰えや聴覚の衰えは自覚できるが。嗅覚は自覚しにくいものですが、しかし軽んじてはいけないのです。


71歳男性。
●3年前に食欲がなくなる。
●食べるのもおっくう。
●体重が3か月で5キロ減少。
●何をしてもやる気が出ない。
●楽しみだった飲み会も避けるようになる。
●時間の感覚もおかしい。
●一日がのっぺらぼうのような感覚。


なぜこんなことが起きたのでしょうか?

嗅覚が衰えている141人を3年間の調査したところ、次のことがわかりました。
食べない

筋肉量が減る
虚弱体質になる
地域への参加が減る。

覇気がないやる気が起きない⇒うつ病になる
時間空間を認識する力が衰える。

命の危険が起きることも

●食べ物の傷みに気づかない
●ガス漏れがわからない

嗅覚の低下は気づきにくいのはなぜでしょう

目で見ることでにおいを感じたと錯覚しているからです。

においがわからないことを本人が気づくことが重要です!
カレーやメンソールがわからない人は医療機関へ相談してください。



快復のための最新治療方法

71歳男性。
あることを初めて1年で食欲が回復、嗅覚が戻りました!


それは、ドイツで開発された最新の治療法でした。
においの違う瓶を用意して、何のにおいか当てる方法を試したところ、3か月で1,3倍を当てられるようになりました。
このようなにおいの瓶を用意しなくても簡単にできる方法です。
…それは
犬になったつもりでなんでもにおいをかぐ!
においをかぎ脳に刺激を与え、細胞を増やすことがカギだったのです。
身の回りのにおいを意識して嗅ぐだけ。
何のにおいか意識する。

A さん

これはリンゴだな。
B
さん

コーヒーのいい匂い。

何のにおいか意識すると脳内の意識回路が快復するのです。

若いうちから早めにやっておけば衰えの予防改善になります。

嗅覚の衰えは心身にいろいろな影響があることがわかっています。
しかし、一つ一つのにおいを意識することで、嗅覚は回復することがわかりました。

においと行動・感覚との不思議な関係

洗剤を置いておけば、部屋がきれいになる!?
実験で、部屋に気づかないくらいの洗剤の香りがする部屋としない部屋を用意します。

洗剤のにおいのする部屋の人のほうが洗剤のにおいがしない部屋の人より3倍も多く掃除したそうです。
これって、すごいですよね。

明日からすぐに使える!
掃除があまり好きじゃない私はすぐに使ってみたくなる情報でした。


においと脳の関係

海馬(記憶)
脳の真ん中、偏桃体(行動、感情)

洗剤の記憶が刺激された⇒海馬と偏桃体を刺激

嗅覚チェック
街頭12品用意
36人に調査しました。

8歳の男の子⇒線香、バナナ、納豆等12品目中11品目正解でした。

80代
カレー⇒ロールキャベツ
粉チーズ⇒酢の物
しょうゆ⇒焼き魚
コーヒー⇒ガスコンロ
と、12問中1問正解のみでした。

街頭実験でわかったこと
嗅覚は30代をピークに下がる
一般的には20代がピーク
嗅覚老化のワケ
●においセンサーの細胞が減る
●脳へ送る信号も弱くなる。


嗅覚の衰えのまとめ

※人によって老化のスピードは違うが誰でも嗅覚は衰えていくのです。
しかし、嗅覚の衰えは自覚しにくいことがわかりましたが、同時に予防も回復も可能です。
体の不調を感じた場合は嗅覚の衰えの可能性も十分に考えられます。
カレーやメンソールのにおいがわからない場合は、病院で医師に伝えましょう。