「ポリエステルの布団はコインランドリーで乾燥機にかけても大丈夫なの?」
先日、買ったばかりの布団を見てみると「ポリエステル」の表記があり、乾燥機にかけていいのか迷いました。
乾燥前に丸洗いをしても大丈夫なのかも迷うところです。
調べてみると3つのポイントに気をつければコインランドリーで乾燥できることが分かりました。
実際にポイントに気をつけてやってみると綺麗でフカフカな布団に!
この記事ではポリエステルの布団をコインランドリーで乾燥させる大事なポイントを紹介します。
「ポリエステルの布団はコインランドリーで洗濯、乾燥することができるの?」と困っている人は必読です。
ポリエステル布団はコインランドリーで乾燥できる?
ポリエステルの布団はコインランドリーで乾燥できます!
ポリエステルは耐熱性・耐摩耗性に優れていて、縮みや型崩れが起きにくい素材です。
ただ、他の布団は種類により乾燥できるもの、できないものがあります。
乾燥することで傷んでしまうこともあるので、しっかり素材を確認するのが大切ですね。
乾燥できる素材 | 乾燥できない素材 |
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動物の毛でも羽毛は乾燥できて、羊毛はできないのが面白いですね。
「よし!ポリエステルの布団は乾燥OKだから、さっそく乾燥機にかけよう!」
と思った皆さん、まだ焦らないでください。
乾燥OKだからといって適当に乾燥させていいわけではありません。
私もしっかり下調べをしてから乾燥機にかけたので、その際に気をつけたポイントを紹介します。
ポリエステルの布団をコインランドリーで乾燥させるポイント
ポリエステルの布団をコインランドリーで乾燥させる大事なポイントは3つあります。
- 温度と時間
- 乾燥機の適正容量
- 乾燥後の対応
温度と時間
中温(60~70℃)以上、時間は20分~30分程度がおすすめです。
コインランドリーの布団乾燥機の温度は50~60℃の低温、60~70℃の中温、70℃以上の高温の3段階になっています。
中でも中温以上をおすすめするのは、「あれ」を退治するためです。
そう、ダニです。
皆さん、布団にいるダニを気にしたことってありますか?
実は布団にいるダニは10万匹/㎡とも言われています。
このまま何もしなかったら、私はダニと一緒に寝ることになってしまうのです。
そんなことは絶対に避けたいですし、皆さんも同じですよね。
ダニは60℃以上の温度で15分で死滅するので、しっかり退治するために中温以上で20~30分程度乾燥させましょう。
注意する点として、布団は表面が乾燥していても中は湿っていることもあります。
カビの原因になってしまうので、中までしっかり乾燥させましょう。
ダニと一緒に寝ることを想像するのも嫌ですよね…。
乾燥機の適正容量
容量が合わないもので乾燥をすると、表面生地を傷めたり十分に乾燥できない原因になります。
どんなものでもそうですが、乾燥の際には容量を守ることが大切です。
以前に、自宅で衣類を乾燥させた時に、一度に入れすぎたためか生乾きのような状態になったことがあるんです。
せっかく乾燥機にかけたのに何か臭くてガックリ…でした。
皆さんもそんな経験、ありませんか?
布団だけでなく、衣類なども適正な容量を守らないと十分に乾燥できなかったりしますよね。
そうならないように、布団に対して適切な容量の乾燥機を使用するようにしてください。
布団1枚だったら15kg前後の乾燥容量が適正です。
布団を長く使うためにも正しく乾燥させたいですね。
乾燥後の対応
乾燥した後は粗熱を取って、ある程度冷めた後で布団が乾燥できているか確認しましょう。
温かい状態だと湿っていても意外に気づきにくいものです。
しっかり乾燥させるためにも、1度乾燥させた後のチェックは大切ですよ。
ポリエステルの布団はコインランドリーの乾燥でダニ退治できる?
ポリエステルの布団はコインランドリーの乾燥でダニ退治ができます。
むしろ積極的にコインランドリーを使って乾燥してダニ退治をしましょう!
ダニはアレルギーの原因になるので、小さいお子さんがいる家庭は特に綺麗に嬉しいですよね。
ただ、設定温度や乾燥の時間を間違えるとダニ退治の効果がなくなってしまいます。
そのために温度(中温60℃以上)と時間(15分以上)をしっかり確認してくださいね。
以前の私は「天日干しをすればダニ退治OK!」と思っていました。
皆さんはどうですか?
実は晴れた日の天日干しだけではダニを完全に退治することはできないんです。
乾燥機を使用することで、しっかりダニ退治をしましょう。
コインランドリーで布団は乾燥だけでもok?
コインランドリーで乾燥だけで大丈夫です。
基本的に布団の洗濯は年2回程度なので、乾燥だけかけて湿気とばし&ダニ退治をしましょう。
乾燥機から取り出したフカフカの布団を触るだけで幸せです。
でも重い布団をコインランドリーまで運ぶと、「せっかく持ってきたんだから洗濯もしたいな…」と毎回のように心に浮かぶんです。
コインランドリーで布団を洗うのを失敗したくない人は必ずチェックしてください!
ただ、洗濯をしすぎると布団が傷んでしまうので、掛け布団を入れ替えるタイミングで一緒に洗うくらいの感じで大丈夫です。
乾燥機にかけてフカフカになった布団、本当に最高ですよ。
基本は乾燥にかけるだけでOKなんですね。
コインランドリーで布団乾燥の料金は?
コインランドリーでかかる金額は布団1枚だと乾燥だけだと約500円、洗濯も約500円の合わせて1,000円くらいです。
家族4人(布団4枚)だと洗濯と乾燥で1回4,000円になりますが、布団の洗濯は年に2回くらいで大丈夫なのでそこまで大きな出費にはなりません。
乾燥だけだとすると月に2回程度なので500円×2回×4人分で月4,000円程度です。
私はそのお金を払ってでもダニや布団の汚れを落としたいので、定期的に乾燥をするようにしています。
ちなみにクリーニングだと1枚4,000円くらいからとなっているので、コインランドリーでの洗濯乾燥はお得ですね。
布団は毎日使うものだから、少しお金がかかっても綺麗にしておきたいですね。
ポリエステルの布団はコインランドリーで洗える?
ポリエステルの布団をコインランドリーで洗うのもOKです。
ただ布団の洗いすぎは傷みの原因になるので、年に2回程度にしましょう。
私は衣替えの時期に合わせて布団も洗い、
もし皆さんもコインランドリーでポリエステルの布団を洗う場合は、以下の2点に注意してください。
- ネットを使用する
- キルティング加工がされているか確認する
それぞれの理由について紹介します。
ネットを使用する
ネットを使用するのは、洗濯中に布団が破れてしまったりしたときのためです。
そんなに可能性としては高くないですが、洗濯機の扉を開けて中で布団が大変なことになっていたら恐ろしいじゃないですか。
そうなりたくないので私は万が一のことを考えて、念の為にネットに入れて洗濯するようにしています。
また、ネットをすることで布団の傷つきを防ぐこともできます。
大切な布団を長持ちさせることができますよ。
皆さんも洗濯ネットを使ってくださいね。
キルティング加工がされているか確認する
キルティング加工とは2枚の生地の間に中綿などを挟み、一定の模様で刺し縫いをすることです。
それにより中綿のズレを防いでくれる効果があります。
皆さんの布団にはこのキルティング加工がされているでしょうか?
私は布団を買うときに特に気にせず買ったのですが、幸いにもキルティング加工がされた布団でした。
ただ単にラッキーです。
この加工がされていない布団を洗ってしまうと、中綿がかたよってしまい寝心地が悪くなってしまうこともあるので注意してください。
コインランドリーで洗う時はキルティング加工がされているかを確認しましょう。
もし手持ちの布団がキルティング加工されていない場合は、布団を丸めて3箇所くらい紐で縛って洗濯すればOKです。
それにより中綿がずれなくなりますよ。
キルティング加工されてなくても洗えるんですね!
コインランドリーで洗える布団の種類
コインランドリーで洗える/洗えない布団の種類は以下の表のようになります。
コインランドリーで洗える | コインランドリーで洗えない |
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コインランドリーで洗える素材の布団でも側生地やキルティング加工をしているかなどによっても洗濯できるかどうかが変わります。
最終的には布団についている洗濯表示を確認して洗濯するようにしましょう。
私は素材ばかり気にして洗濯乾燥ができるか調べていたので、洗濯表示のことをすっかり忘れていました。
まずは洗濯表示の確認が大事ですよね。
そこをしっかり確認しないで洗ってしまうと、取り出したときに中身が寄っちゃているなんてこともありえます。
大切な布団ですから、洗う前にしっかり洗濯表示確認をしましょう!
布団に限らず、衣類も同じですね。
まとめ
ポリエステルの布団は3つのポイントを守ればコインランドリーで乾燥することができます。
- 温度と時間:中温(60℃)以上で20~30分
- 乾燥機の適正容量:布団1枚であれば15kg前後の乾燥機
- 乾燥後に粗熱を取って確認
ただ、せっかくコインランドリーに布団を持ってきたのであれば、丸洗いすると更に綺麗になります。
ポリエステルの布団は洗濯も大丈夫なので、布団用のネットに入れて丸洗いで汚れを落としてしまいましょう。
その上で更に乾燥機にかければコインランドリーで布団のダニ退治も可能です。
私はこれで綺麗でフカフカな布団になりました。
皆さんもコインランドリーで洗濯、乾燥をしてみてくださいね!
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