「掃除機があれば布団クリーナーはいらない?」という疑問を持ったことはありませんか?
布団クリーナーは用途によって色々な種類があります。
では、布団クリーナーを掃除機で代用することはできるのでしょうか?
この記事では布団クリーナー、そして布団クリーナーを掃除機で代用した場合のメリットデメリットを紹介します。
「布団クリーナーは必要?それともいらない?」と悩んでいる方は必見です。
布団クリーナーの効果
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布団クリーナーの一番の効果はダニの死骸やホコリの除去です。
天日干しや通常の掃除機と比較するとどのように違うのでしょうか?
布団クリーナーを使用するメリット・デメリットを紹介します。
メリット
布団クリーナーが天日干しや掃除機より優位な点は何でしょうか?
布団クリーナーには以下の3つのメリットがあります。
- ダニの死骸やホコリの除去に優れている
- 温風や紫外線での除菌が可能
- 天候に関わらず布団の掃除ができる
それぞれ詳しく紹介します。
ダニの死骸やホコリの除去に優れている
布団クリーナーには布団の掃除する上での独特の機能、”たたき”を備えたものがあります。
たたきは、布団の中のダニの死骸やホコリを叩きだして吸引する機能です。
吸い込みだけでダニの死骸を吸引するのは難しいですが、たたき機能を使うことでしっかり吸い込めるので布団を綺麗にできます。
ただ、生きたダニを吸い込むのは難しいので注意が必要です。
生きたダニはしっかり布団にしがみついているようです。
温風や紫外線での除菌が可能
紫外線や温風を出す除菌機能がついた布団クリーナーもあります。
紫外線は主にダニの活動を抑制し、繁殖を抑えることが可能です。
温風は中の湿気をとばすことができ、それによりダニが住みにくい環境になります。
また、湿気が原因で発生する嫌な臭いの発生を抑えることが出来るのも特徴です。
紫外線は掃除機には無い特徴ですよね。
天候に関わらず布団の掃除ができる
布団を外に干そうと思ったら晴れの日でないといけませんが、布団クリーナーは天候に関わらずいつでも掃除ができます。
「今日は天気がいいのに仕事で干せない」
「外に干したいけど花粉やPM2.5が気になる」
という場合でも布団を掃除できるのは嬉しいですよね。
デメリット
もちろん布団クリーナーにはメリットだけでなく、デメリットもあります。
どのようなデメリットがあるのでしょうか?
4つに分けて紹介します。
布団掃除以外には適さない
布団クリーナーは布団掃除に特化した製品です。
ですので、それ以外(カーペットやソファなど)の掃除には向きません。
布団掃除のみとなると、もしかしたら「布団クリーナーはいらない」となる場合もあるかもしれません。
布団を傷めることがある
ダニやホコリを叩き出すためのたたき機能やブラシ機能。
これにより布団生地の表面を傷めることがあります。
傷んだ部分からダニが内部に入りこんでしまったりするので注意が必要です。
せっかく掃除をしても、それにより布団を傷めてしまったら本末転倒ですね。
重くて掃除が大変
布団クリーナーは軽いもので1.5kgくらい、重いものとなると2kgを超えます。
1.5Lや2Lのペットボトルを片手で持ってみてください。
私もやってみましたが大変でした。
それを布団の広さだけ動かさなくてはいけないので、思っている以上に重労働になります。
実際やってみると、結構大変なんです。
収納の場所をとる
掃除機とは別に布団クリーナーを買うと、収納する場所が必要になります。
家の収納スペースが少なくて困っている方には大きな問題になるかもしれません。
うちは収納のスペースが小さくて困ってます。
布団クリーナーいらない?
布団クリーナーがなくても布団掃除をすることができます。
- 布団乾燥機と掃除機で代用
- 天日干し
布団クリーナーは掃除機で代用することができます。
布団乾燥機を使用した後に使います。
ただ布団クリーナーのようにそのまま使うのはおすすめしません。
布団クリーナーを掃除機で代用するメリット、デメリットを注意すべき点と合わせて紹介します。
掃除機のメリット
布団クリーナーを掃除機で代用するメリットは以下の2点です。
- 収納場所の節約
- 購入費用を抑えられる
収納場所の節約
布団クリーナーを新たに買うと、そのための収納場所を考えなくてはいけません。
掃除機は置き方によっては生活感が丸見えになってしまいますよね。
できる限り目につかない場所に収納した方が、部屋が綺麗になります。
布団クリーナーを掃除機で代用すれば、新たに収納場所を考える必要がありません。
購入費用を抑えられる
布団クリーナーを買うと5,000円から高いものは40,000円を超えます。
機能が優れたものであればあるほど、結構いい値段するんですよね。
掃除機の先のノズルを布団掃除専用のものに交換すればよく、2,000〜3,000円ほどで購入できます。
新しく布団クリーナーを買うのに比べると、掃除機で代用することでグッと費用を抑えることが可能です。
家にある掃除機を有効に使えるのは嬉しいですね。
掃除機のデメリット
布団クリーナーを掃除機で代用するデメリットは以下の2点です。
- 衛生面を考えると毎回ノズルの交換が必要
- 掃除機の形状によっては布団が掃除しづらい
それぞれ詳しく紹介します。
ノズルの交換が必要
専用のノズルを使わないと、逆に布団が不衛生になってしまうことに注意しましょう。
普段、床やカーペットなどを掃除したノズルで布団を掃除すると、その汚れが布団についてしまいます。
「布団に掃除機をかけたところに、逆にホコリがついてしまっている」なんて経験をしたことはありませんか?
また、専用のノズルを使わないと布団を吸い込んでしまい掃除がしづらかったり、布団を傷める原因にもなってしまったりします。
掃除機で代用する場合は、必ず別のノズルを使いましょう。
毎回ノズルを交換しなくてはならないのが、少し手間かもしれません。
専用のノズルでなくても100均でも購入できるのでまずは試してみるのもいいですね。
掃除のしづらさ
もし掃除機がキャニスター型であったりコード式の場合は少し掃除がしづらいかもしれません。
布団クリーナーは掃除のしやすさも考えて、小型に作られています。
キャニスター型だったりコード式の掃除機は取り回しがよくないというのが欠点です。
布団、ベッドの位置やコンセントの位置によっては掃除がしづらく感じることもあります。
コードレス式の掃除機は布団掃除にも使いやすそうですね。
布団クリーナーの正しい使い方
布団クリーナーを使用するときは、機能をしっかり理解することが大切です。
例えば除菌ロボタイプはあくまで除菌だけなので、吸い込み機能がありません。
除菌した後に掃除機で吸う、外で軽く叩くなどしてダニの死骸を取り除きましょう。
また叩き機能がついているものはダニを追い出してくれますが、布団を傷める可能性があります。
せっかく布団からダニがいなくなっても、傷んでしまうのは嫌ですよね。
特に繊細な羽毛や羊毛の布団を掃除する時は、優しくクリーナーをかけるのがおすすめです。
「何のために布団クリーナーを使うか」を確認したいですね。
布団クリーナーでダニ退治!
布団クリーナーについている機能でダニを退治することができます。
紫外線でダニの活動、繁殖を抑えるもの。
叩き機能、ブラシ機能と吸引でダニの死骸を外に吸い出すもの。
また温風で布団を乾燥させることで、ダニが生存しづらい環境を作ることもできます。
ただ布団クリーナーには先に書いたデメリットもあります。
「重くて大変そうだし布団クリーナーはいらないかな」となったら、ダニ退治はできないのでしょうか?
ダニ退治に布団クリーナーいらない?
死んだダニの除去には布団クリーナーが適切ですが、ダニの退治には布団乾燥機が一番です。
ダニは温度50度以上、湿度60%以下では生存できないと言われます。
布団乾燥機は60度以上の温風を出して布団を乾燥させるため、ダニを死滅させることが可能です。
この死骸を除去するのに使用するのが布団クリーナーになります。
布団乾燥機でダニをやっつけ、布団クリーナーで死骸を吸い取るってことね
ダニの死骸を残しておくと、それがアレルギーの原因になることもあります。
また布団乾燥機の温風を使うことで臭いの元となる湿気をとばすことができます。
布団クリーナーはどうやって選ぶ?
布団クリーナーにどのような機能を求めるかで選びましょう。
まずは布団クリーナーにどんな種類、特徴があるのかを確認しましょう。
特徴
布団クリーナーはダニやホコリなどの叩き出し、吸い出しや温風、紫外線による除菌が特徴です。
通常の掃除機にはついていない特殊な機能で、布団掃除に特化した作りになっています。
種類
布団クリーナーは大きく分けると
- 除菌ロボタイプ
- 布団専用タイプ
- 掃除機兼用タイプ
3種類があります。
それぞれの特徴を紹介します。
除菌ロボタイプ
自動で動きながら紫外線を出して、ダニを死滅させます。
大きさも15~20cm程と、コンパクトで扱いやすいです。
ただ、あくまでダニを死滅、除菌するだけなのでホコリなどの吸い取り機能はありません。
使用後に掃除機で死骸を吸い込む必要があります。
布団専用タイプ
布団専用の掃除機です。
温風や紫外線による除菌機能や、たたきによるダニの死骸、フン除去機能で布団を綺麗にします。
掃除機兼用タイプ
家庭用掃除機で布団掃除の機能も兼ねているものです。
掃除機に布団掃除用のヘッドが付属になっていて、ヘッドを交換して使用します。
これだと収納スペースが節約できそうですね。
ダニやホコリ対策をしたい場合は除菌ロボタイプや布団専用タイプを。
布団専用タイプの中にも紫外線で除菌するもの、温風で乾燥させるもの、叩き機能がついているもの、ブラシ機能がついているものと色々あります。
使用している布団との相性もふまえて、どのような機能が必要か考えて選んでみてください。
またその際に、集塵方式(ゴミの集め方)もチェックするようにしましょう。
集塵方式には以下の3種類があります。
- 紙パック式
- 紙パックレス
- サイクロン式
紙パック式はメンテナンスが簡単ですが、紙パックの購入費用がかかります。
紙パックレスだと費用は抑えられますが、フィルターの清掃が必要です。
サイクロンは吸引力が落ちにくいですが、こちらも清掃が必要です。
どの方法にもメリット、デメリットがあるのでじっくり検討してみてください。
また値段も安いものは5,000円台から、高いものは40,000円を超えるものがあります。
どうしても値段をみると、購入をためらってしまったりしますよね。
その場合は掃除機で代用することも考えてみるといいかもしれません。
まとめ
布団クリーナーは掃除機で代用は可能ですが、ダニ対策には布団乾燥機プラス布団クリーナーが最強です。
掃除機ではダニ対策の面では効果は劣るので、どうしても掃除機で代用したい場合は以下の点に注意してください。
- 布団乾燥機でしっかりダニを死滅させる
- 布団専用のノズルを使用する
布団クリーナーが購入できない場合は、面倒でもノズルを交換して使ってください。
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